近視に戻る可能性:カテゴリー
近視に戻る可能性
レーシックはPRKと異なり、再生能力のない実質層を切除しますので、安定すれば治療後に近視傾向がでることはありません。
しかし、それまでの間に、やや近視に戻ることがあります。
治療後すぐに近くを長時間見るような仕事の方は、近くを見続けるために調節力が働きます。
そのため、水晶体の周囲にある毛様体という筋肉に力が入って疲れます。
それを軽減するように、角膜は治療で平坦化したカーブを元に戻そうとする傾向が出て、角膜の曲率半径が徐々に小さく変化します。
治療後は、遠視状態になりますので、多少の曲率半径の変化は起こりますが、この変化が強すぎると近視があらわれてきます。
近視がでたとしても、マイナス1D程度、視力で0.5程度のことが多く、生活は裸眼でできますが、やはり夜の運転に支障が出ます。
こうした変化は、強度軸性近視の方に時々見られます。
これを防ぐために、錦糸眼科では角膜が安定するまでの間、近くを長時間見るような場合には、少なくとも3ヶ月程度は遠視のメガネを装用してもらっています。
治療後は一過性の遠視が出ますので、そのためにも全員に遠視メガネを治療の翌日に差し上げています。
また20代の若い方は、裸眼で近くを長時間見続けると、また眼軸が伸びることがあります。
そのため、パソコンなど近くを見る作業を続けて行なうときには遠視メガネを使って欲しいと思います。
遠視メガネはプラス1.25D程度で、ほとんど厚みのないレンズです。
30歳以上の方はさほど眼軸は変化しないので、それほど気にしなくてもよいのですが、度数の強い方は近くを長時間見るとき、遠視メガネを使ったほうがよいでしょう。
